研修講師として「コミュニケーション研修」がメインになります。
ただ、コミュニケーションというと
わかりきった話とか、若い人向けとか、
接遇マナーと思われがちです。
しかし、あなどれません。
仕事の達成も、目標の実現も、
チームビルディングも組織風土も、
退職もハラスメントもメンタルヘルスも
すべての根っこは
コミュニケーションだから です。
だから、研修でお伝えしたことを
「わかってます。」
「知ってます。」
「聞いたことあります。」
という人は一定数いらっしゃいます。
この言葉の前とかうしろに
(そんなことくらい知ってるってば)
(えっと、これ、新人が受ける研修でしょ)という声が伝わってきます。
知っているならやってほしいな。
ましてやリーダー層なら
部下に伝えてやらせているなら
「そんなことくらい」って言ってもいいけれどわかっているのにできないのが人間。だからこんなに
職場の問題が山積みになるのです。
知っているのと できているのとでは大違いです。

 

まずは(嫌われそうですが)
できていますか?どんなときでも?と質問しています。

そこで 「う〜ん」と唸るならOKです。
それでも「もちろんです」と胸を張るなら
どうぞお帰りくださいと言いそうになります。

ところがです。
「できている」と言っている人ほど「できていない」のです。
反対に
「できない」と言っている人ほど

「できるように努力」している人だったりします。

研修では「知らない」を「知っている」にして
さらに
「知っている」から「できる」までにします。
もちろん
その間に「やってみる」をはさみ
「うまくいかない」ときの壁の乗り越え方

手に入れていただきます。
あきらめないで少しずつやってみる、を後押しします。
最初はうまくいかないかも。

けれど、何度かやってみてだんだんこなれていくものです。

わたしたちはかつてこうやって成長してきたのに
オトナになったらなぜか少しずつやってみる、を
しないうちに「無理」って決めるのか。
お箸もつのも、さかあがりも
自転車も、パソコンも
最初は誰もが初心者。
あのドキドキスリリングな感覚を
苦痛ととらえるか
ワクワクと捉えるかは自分次第です。
安心安全な場で
ワクワクチャレンジできる学びを

今日も届けたいな〜と思う 丸山です。