人生は100年だ。
長くなったよね。
けれど、何かと不安と困ることもたくさんあって
そういうことなら長生きしなくてもいいわ。
そう言っているまだ高齢者になっていない人たちの本音が聞こえてきます。
しかし、
私たちは100年の寿命はないのではと思っています。
今、90歳、100歳、そして100歳以上のかたをみてください。
戦前、戦中、戦後の厳しい時代を強く生きてこられたかたばかりです。
たいした食事もなく、日々、いつ死んでしまうかもしれない
そんな環境を何年も過ごしてきて
ひたすら誰かを守るために、働いてきた。
心もからだも強い。
だから、たいていのことは経験から学び
自分を奮い立たせる言葉を知っているし
なにをすべきか、人生哲学がはっきりしています。
まさに、選ばれた人。
ごほうびの長寿です。
ふりかえると、私のような軟弱な
さして動きもしないで贅肉いっぱいためこんで
「あご?なにそれ?」と思うようなふわふわな食事で
しかも、化学調味料ふんだんに使って時短だとかいって
ちょっと嫌なことがあったらへこたれてしまう。
第二次世界大戦なんて、どれだけ人の話を聞いてみても
ほたるの墓を見てみても、それは現実味のないことで
あのなか生きていたら?なんて想像もできないくらい
コロナの3年が辛かったと感じてしまうやわさ。
100年あるから
そんなにがんばらなくてもゆっくりでいい。
そう思っていても
おもいがけず寿命がやってきて・・・
そんなはずじゃなかったーーー!
ってことになる。
老後の心配をするなら
強く生きよう。
急速に人生100年はまぼろしとなって消えてしまいます。
・・・・と、私は思っています。
みなさん、いかがでしょうか?