理念

「暮らし」と「働く」を大切にする人々に
もっと変化を
もっと成長を
もっとしあわせを

組織を成長させるために

組織の成長に人材はなくてはならない存在。いい仕事をしてもらいたいと思うからこそ、人材教育をすすめています。人材教育は、仕事に必要な知識と技術を学びます。これらは指導で身についていきます。しかし、研修だけでは人の変化、成長は期待できないというのはもうおわかりでしょう。受け止め方も整えていかないと、せっかくの研修も無駄になってしまいますから。
受け止め方というと、受容や共感、価値観や人間観といった「マインド」を身につけるのは時間と手間がかかります。現場ではじっくり指導したり、個別に対応する時間もなかなか捻出しにくいのが現状ですが、これを見落としてしまうと離職が続いたり、あってはならない事件や事故を生み出してしまいます。
逆に、幸福度の高い職場では、人が人を呼び、求人に困ること、売上に困ることはありませんし、経営や運営面でも、都市部、過疎地問わず、ユーザーの理解や協力が得られ、成長を止めません。
また、昨今「幸福経営」という研究もすすんでいます。
多様な価値観の今、社員とのコミュニケーションを語ることは大切です。わたしたちは、ワーキングケアラー、キャリアデザインなど、組織の成長と従業員教育を両立をめざします。

人生100年時代を生きる人のために

「わたしは70歳か80歳くらいでいい」これは、私は定期的に介護をサポートするプロ、ケアマネジャーの研修時に「何歳まで生きたいか」を問う質問をしていますが、そのなかでほぼ8割の人の答えでした。平均寿命が90に届こうとする今、ちょっと早くないですか?なかには50歳、60歳くらいでいいという声もありました。もちろん100歳以上という声もありますが、正直少数派です。年々それが減っていき、「多くの高齢者介護のプロは長生きを否定的と考えている」いう現実があります。
「家族には迷惑かけたくない」地域住民との勉強会やセミナーでも聞く言葉です。「要介護になったら?」という問いですが、それほど介護は迷惑で、すっかり高齢になることがネガティブなイメージです。
ケアパーソンは人生100年を否定的にみています。ケアの知識やスキル、経験値は豊富にある人ほど、その傾向が強いのです。なぜでしょうか?
その理由はかんたんです。こんな時代になって、自分の仕事が「ありがとう」だけでは満たされていないからです。今ある生活を維持し続けるだけで精一杯という現実。プロ自身がこうした価値観をもつ社会が人生100年時代のリアルなのです。

支援を広げるために

人口減少はこれからも進み、2040年には高齢者のピークを迎えます。人はみな、なんらかのケアが必要な時代に突入しました。人々が不安をぬぐい安心できる生活のためには、人から、地域から、自治体から愛され、信頼される福祉が必要です。それをつくるのは「人」です。
ところが、かたちだけの研修やパターン化された指示や指導だけだと、余計なことはしない考えない人をつくります。雑なマネジメントや感情に左右される評価、理不尽な扱いを見聞きしていると、不満や不信を生み出してケアの質を低下させます。
ケア現場で人財となる人の育成は、お互い感謝しあえる人間関係、自ら動いて成果を生み出す達成感、それを支える職場環境やマネジメント、そして日々成長できる学びで実現します。スタッフの満足度をあげて幸福を実感するからこそ、もっといい仕事をしたいと考えることでサービスの質の向上が実現します。つまり、ケアパーソンの幸福度をあげることが愛される福祉の特効薬となるのです。

ケアパーソンのために

ケアに携わる人のモチベーションの多くは「ありがとう」という感謝の気持ち。目の前の人に共感と受容をもち、その人の生活のしづらさとその人の尊厳に気を配り、ほどよい距離から支えながら、それぞれの専門性でケアを提供する。これを繰り返していくのは、ひたすらその人の幸福と感謝の交換があるからです。
昨今、福祉課題は重複し、長期化したり、また潜在化して、わかりにくくこじれて複雑になっています。ひとりのケアパーソンの無力さを痛感することもありますね。だからこそ多職種連携が必要で、学びも継続することが必要です。こうしたプロの支えがあることで、ようやく要援護者の幸福へとつながります。
ところが、ケアパーソン自身の幸福度はどうでしょうか。やりがいや使命感だけで人は満たされませんし、ひと息つく間もないままだと達成感どころか虚しさを感じる人も増えたように思いませんか?

新しい時代に安心と信頼の福祉を実現するために

人口減少と少子高齢化時代の福祉や医療の実現は、かんたんではありません。私は30年の福祉業界における現場ワーカーとして、管理職として、そして20年の講師歴と、各種の専門スキルやライセンスを十分に活用して、ケアに携わる人に対して、幸福度の高い働き方を実現するスキル、リーダーのチームマネジメントのスキル、福祉や介護などがきれいごとではなく「すとんと腑に落ちる」マインドをお伝えし、幸福がスパイラルする現場を生み出すことでお役にたちたいと考えています。

働くすべての人びとの
暮らしとケアと働き方をよくするために
意識とスキルと習慣と環境を整えるサポートで
変化と成長を促し
ウェルビーイングを高めます

理念と考え方 Credo

相手のための行動が自分を成長させるという相互関係を創るコミュニケーションで行動変容を生み出す 価値基準の再確認によって人と組織風土を整えます

社会に提供する価値 Value

対話の場から合意と決断を創出する知識(knowledge)とスキル(skill)
社会保障や未来への備えに役立つ思考(attitude)と習慣化(habit)を提供します

Message

人の寿命の変化、家族のありかたと役割、働き方の多様性など、「あたりまえ」ががらりと変わった今、「なにが幸せか」「どうすれば幸せが得られるのか」ではなく、「自分はどうなのか」「どうしたいのか」に答えを出す時代です。
あふれる情報のなかから自分の価値観にあわせて選択と決断の連続に、なにが正解かわからないのが現代社会の悩み。
そこに、人材開発と福祉に精通した弊社がしっかり寄り添い、あるべき方向へと伴走します。
そして日々の暮らしに幸福を実感するため、福祉 や介護、医療など、生活リスクの知識、ケアをする・受ける備えとして必要な方法や手段など、未来 への備えをしっかりと整えることをサポートします。

代表理事メッセージ

リエゾンはつながり

どうして「リエゾン」なのか? とときどきご質問をいただきます。
ご存知のとおり「リエゾン」 は、「関係」「仲介」「つなぎ」「橋渡し」などの意味のフランス語です。
リエゾン(liaison)は、1.語末に綴り字だけで通常は発音されない子音をもつ単語に、語頭に母音をもつ単語が強い結びつきで連続するとき、その語末子音と次の語頭母音が結合し一音節として発音される現象。2.ソースやスープにとろみをつけるためのもの。小麦粉、ブールマニエ、生クリームなど。3.連絡。連絡係。という意味があるようです。

人と人、チームとチームが協働すると、イノベーション=変革が加速化し、相乗効果を生み出します。そのつなぎとなる「対話」を生み出し「思考」のヒントをサポートしたいと思っています。
そして、あらたなつながりによって今まで表には出てこなかったその人、その場の力やリソースを顕在化させるのも役割のひとつ。息苦しくないのびのびと呼吸するような新しい「つながり」のために、社会に貢献したいと考えています。

代表理事 丸山法子

経歴

香川県高松市出身。一般社団法人リエゾン地域福祉研究所代表理事、株式会社Rensa取締役。
佛教大学社会学部社会福祉学科卒業後、事務職、販売スタッフ、派遣社員、セールス、自営業をへて、社会福祉士として生活支援の相談現場へ。広島県社会福祉協議会地域福祉課長に着任、地域包括ケアの構築と企画運営業務に従事。広島県の有償ボランティア事業の全県展開、「プラチナ支援」「ケアマネマイスター」などの企画展開を手がける。平成23年に独立、一般社団法人リエゾン地域福祉研究所を設立。厚生労働省をはじめ自治体の事業支援のほか、企業や福祉団体、職能団体などで企画立案、研修実施、講演、大学や専門学校において非常勤講師など、年間100回、のべ6000人に、リアルで、オンラインで伝える活動を展開中。

 

資格・著書

◆教育研修トレーナー
(株)インバスケット研究所公認トレーナー
(株)ワークライフバランスコンサルタント
(一社)生涯学習開発財団認定マスターコーチ
日本ファシリテーション協会基礎講座修了
マインドマップ®︎ベーシックコース修了
中学校教諭二級免許 博物館学芸員
◆認知行動心理学 NLP(神経言語プログラミング)
日本NLP研究所認定 NLP マスタープラクティショナー
NLPマネークリニック®️トレーナー
NLPラーニング催眠言語療法(ヒプノセラピー)プラクティショナー
iWAMマスター
◆社会福祉・地域福祉
社会福祉士 介護福祉士 介護支援専門員 福祉住環境コーディネーター2級
高齢社会エキスパート(高齢社会検定/一般社団法人高齢社会共創センター)
日本ボランティアコーディネーター協会3級
◆ヨガ、マインドフルネス
全米ヨガアライアンス認定RYT500インストラクター
原初音瞑想認定ファシリテーター
アーユルヴェーダ療法マルマセラピー養成講座修了
NPO法人住環境デザイン協会認定ヨガインストラクター
IYC認定 瞑想指導者養成講座、SLOW-FLOW YOGA指導者養成講座、
アシュタンガヨガ指導者養成講座修了

 

◆著書
中央法規出版
著書 「あるある!笑と涙のケアマネ劇場」共著
月刊誌「ケアマネジャー」連載
『管理者・ベテランが知っておきたい コーチングのスキル』
『地域包括支援センターのお道具箱 : 知識とスキルの高め方』
日総研出版 記事連載
「介護人財+リーダーシップ」平成20年12月号
「高齢者・安全・安心ケア」平成22年11月号
「介護チームマネジメント」平成30年3月号
「介護人材育成ぷらす」
ミネルヴァ書房
著書 「地域福祉の今を学ぶ―理論・実践・スキル」共著
その他
・CBコンサルティングCBnews 医療介護メールニュース連載
・ケアマネジメント・オンライン 特集記事寄稿
・中国新聞「オピニオン」平成24年8月21日、平成26年9月23日 記事掲載
・中国新聞スミセイさわやか介護セミナー 平成27年1月20日 講演録掲載
・ひろしまリビング「メテオライフ」企画執筆

所属・登録・著書

  • 中小企業庁「中小企業119」経営相談専門家登録
  • 日本プロフェッショナル講師協会 登録認定講師
  • 中央福祉学院(全国社会福祉協議会)福祉職員キャリアパス対応型生涯研修認定指導者

実績

MDRT日本会/テレビ新広島/広島県市町村共済組合/広島県青年会議所/岩沼市商工会青年部/広島県男女共同参画財団/島根県立男女共同参画センターあすてらす/NEC健康・福利共済会/株式会社リブドゥコーポレーション/SGエクスプレイン/JA広島中央会/生協ひろしま/社会保障と地域包括ケアを学ぶ地方議員勉強会/ヨガジェネレーション/全国社会福祉協議会/日本認知症ケア学会/全国有料老人ホーム協会/全国身体障害者施設協議会/全国地域包括支援センター協議会/広島県地域保健対策協議会/広島県国民健康保険組合連合会/石川県在宅医療介護連携協議会/広島県薬剤師会/青森県老人福祉協会/長野県高齢者福祉事業協会/広島県老人福祉施設連盟/広島県シルバーサービス振興会/地域包括ケア実践研究会 社会福祉法人三篠会、社会福祉法人慈楽福祉会、社会福祉法人静和福祉会、社会福祉法人蓬莱会、社会福祉法人青山里会、NPO法人シニアライフアドバイザー協会、NPO法人リハケアネットワーク  広島・京都・島根・富山・宮崎・神奈川・山口・鳥取・兵庫・岡山・三重・和歌山・福井・静岡・愛知など、各自治体、社会福祉協議会、介護支援専門員協会、地域包括支援センター など

交通アクセス

〒730-0053
広島県広島市中区東千田町1丁目2番23号
電話:082-567-5546
ファックス:082-567-5547
Mail:info@liaison-japan.org
営業時間:9:00~18:00
(土・日・祝祭日は休業日)

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