「将来、誰に介護してもらいますか?」
こういう問いかけをしていた
10年くらい前の住民向けセミナー。
あのころ
①機械、②外国人、③日本人
という3択で答えてもらっていたのです。
(なんと乱暴な・・・苦笑)
あれから10年。
すっかりICT導入がすすみ、外国人労働者も優秀で
そして日本人もがんばっている介護現場となりました。
いま、
「将来、誰に介護してもらいますか?」
という問いをするとしたら
どんな選択肢を用意するか?というのを
この間、友人と話していました。
なんだと思う?
それは・・・ここでは言えないけれど(刺激的すぎて・・・)
そんな会話から気づいたのが
「これからやりたいこと・やるべきこと」
あぁ、、、やっぱこれ必要だったんだ!
そう思ったのが、ひとつありました。
誰にケアされるのか
も大事だけど、むしろ
どこでケアが始まるのか
のほうが重要だったりする。
誰にケアされるのか
↓
してもらう前提で
いろんな人の顔がうかんでいるでしょう?
どこでケアが始まるのか
↓
住まいとか場所とかSPACEよりも
職場とか地域とか自治体とかPLACEのこと
ケアが始まるというのは
受けるだけでなく「担う」観点も含んでいる
してもらうことばかりの高齢期という考え方
そのものがもう古くて
なにができるかを徹底的に突き詰めること
これがケアの本質ってこと。
今年は、医療・介護・障害のトリプル改定にむけて
議論が加速します。
かなりの大きな変革が起きると見ています。
そんなにおいがしてきます。
強烈な打撃は、医療や福祉業界だけでなく
職場に響いてくるほどの激しさのはずです。
いままでそういうわかりにくい福祉とか介護とか
知らなくてもよかったのに、思うでしょう。
それなしでは社員は勤務しつづけられなくなっていっています。
業界の人も
民間企業も
自治体も
前のめりに考えて、ちょうどいい感じですよ、きっと。