管理職・リーダー研修のご案内

〜「わかる」から「できる」へ〜
行動を変える研修設計のために大切にしていること

こんな研修を届けたい

 

なぜ私が、あえて「管理職・リーダー研修」に力を入れるのか。
それは今、この役割が“誰もやりたがらない仕事”になっている現実があるからです。責任ばかりが重く、成果は求められ、部下との関係や上司との板挟みに悩む。メンタル不調になる人も多く、やりがいよりも「早く手放したい」という声すら聞こえてきます。

でも私は、それでもやはり声を大にして言いたいのです。
「管理職とは、人生の中でやってよかったと思える仕事だ」と。
そして「人の力を引き出す経験は、あなたの人生を豊かにする」と。

私自身、これまで社会福祉・人材育成の現場に長く身を置き、そして自らも管理職として多くの失敗と葛藤を重ねてきました。部下が育たない、自分に余裕がない、結果が出ない…。そんな中で、もがきながら掴んだ気づきがあります。管理職とは「成果を出す人」ではなく、「人を活かす人」であるということ。誰かの成長に関わることで、自分自身もまた変わっていくということです。

私は、リーダーシップとはスキル以上に「在り方」だと考えています。知識やノウハウだけでは人は動きません。大切なのは、信頼関係を築く力、感情をマネジメントする力、そして、自分を見つめ直す力です。だからこそ、私の研修では「KASH」──知識(Knowledge)、技術(Skill)、姿勢(Attitude)、習慣(Habit)──の4つを整えることを大切にしています。知る・できる・やってみる・続ける。この循環が、真の行動変容を生み出します。

また、私は「管理職になること」は、人生の中盤から後半へのシフトでもあると捉えています。組織の中で人を育て、場をつくり、やがて自分自身の生き方と向き合う時期です。このタイミングでこそ、自己理解を深め、働き方と生き方を再設計することが、定年後の人生にもつながると考えています。

リーダーとして悩んでいる人に、「あなたの苦労は、未来につながる意味がある」と伝えたい。
自信をなくしている人に、「あなたの存在が、誰かを支えている」と気づいてほしい。
そして、管理職を避けたくなる時代だからこそ、「やってみてよかった」と思えるリーダーを育てたい。

それが、私が管理職・リーダー研修にこだわる理由です。
それは、単なる業務指導ではなく、「人の力を信じる仕事」だからです。

 


 

 

 

 


 

 

 

完全オーダーメイド設計

企業・対象者の課題に応じて内容をゼロから設計。現場に即した実践性を大切にしています。

対話と問いが中心の進行

講師が話す時間より、受講者が話す時間を多く設計。考え、語り、深める場づくりを重視します。

インプットとアウトプットの両立

学んだことをすぐに実践する設計。記憶に残る研修から、行動に移せる研修へ。

実務に役立つ心理学ベース

NLPやコーチング、認知行動理論に基づいた内容で、すぐに現場で活かせる知見が得られます。

管理職経験を活かした共感力

講師自身の管理職経験から語られるエピソードが共感を呼び、参加者の心に響きます。

定年後まで見据えたキャリア視点

ミドル・シニア層には、人生100年時代を意識したキャリア再設計の観点も取り入れています。

行動変容を生み出す研修デザインの核 〜KASHと5つの基礎理論〜

Knowledge(知識)
職場で必要な知識は、単なる情報ではなく「判断力」を支えるベースです。労務管理、業務改善、心理的安全性の理解など、リーダーには学ぶべき基礎があります。しかし、それだけでは不十分です。知識は行動と結びついてこそ意味がある。だからこそ、私の研修では、実務に即した知識を“行動につながる形”で提供します。頭で理解するのではなく、体感し、自分の言葉に変えて持ち帰る。これが知識の定着を促します。

Skill(技術)
スキルとは「できるようになる」ための具体的な手段です。部下との面談、フィードバック、会議の進行、時間管理…。どれも感覚だけでは習得できません。私の研修では、実際の業務シーンを想定したワークやロールプレイを通じて、「やってみる」→「振り返る」→「修正する」プロセスを大切にします。スキルは磨くほど自信になります。小さな成功体験が、行動を変える原動力となります。

Attitude(姿勢)
どんなに知識や技術があっても、相手に響くかどうかは“姿勢”で決まります。誠実さ、聴く力、謙虚さ、そして自らを省みる力。これらは表面的なマナーではなく、人としての「在り方」に直結します。私の研修では、受講者の過去の体験や価値観に寄り添いながら、自分らしいリーダー像を探求します。相手を動かすには、まず自分がどう在るか。それに気づく瞬間を大切にしています。

Habit(習慣)
どんなに素晴らしい学びも、一度きりでは意味がありません。人が変わるためには「続けること」が不可欠です。私の研修では、学んだことを日常の行動に落とし込む「マイ・ルール」や「1日1アクション」など、継続の工夫を必ず組み込みます。また、習慣化を促すための“仲間との共有”や“ふりかえりの機会”も大切にします。小さな実践を積み重ねることが、やがて人生を変える習慣になります。


部下育成と職場の風土改善に役立つ
5つのコミュニケーションスキル

 

コーチング

「問いかけ」が、人を動かす。
〜対話によって自ら気づき、行動へと導くコーチングの力〜

コーチングとは、相手の話に深く耳を傾け、適切な問いかけを通じて、自分の内側にある答えや可能性に気づかせていくコミュニケーションの技法です。上からの指示やアドバイスではなく、対話によって相手自身が納得して行動できるよう促す点が特長です。職場での部下育成、面談、信頼関係づくりにおいて非常に効果的で、「問いかける」「傾聴する」「承認する」という3つの基本スキルを中心に学びます。研修では、理論だけでなくロールプレイやフィードバックを通じて体感的に習得し、現場で“使える”コーチングを実践的に身につけていただきます。
【生涯学習開発財団認定マスターコーチ】

 

NLP(神経言語プログラミング)

ことば・行動・感情を読み解く技術
NLPで、自分と相手の“無意識のパターン”に気づく

NLP(神経言語プログラミング)は、「優れたコミュニケーターの思考や行動パターンを分析・再現する心理学」ともいわれています。言語・行動・思考・感情のつながりに注目し、自分のパターンを理解しながら、相手との信頼関係を築く方法を学びます。たとえば、相手の言葉の選び方や視線、声のトーンからその人の思考傾向を読み取り、相手に合わせた伝え方を意識するなど、実践的なテクニックが豊富です。研修では、苦手な人との関わり方や、自分自身の思考グセに気づくワークも取り入れながら、柔軟なコミュニケーションを目指します。感情のコントロールや説得力のある話し方にも効果を発揮します。
【日本NLP研究所認定NLPマスタープラクティショナー/NLPラーニングセンター認定マネークリニックトレーナー/ヒプノセラピープラクティショナーほか】

 

ファシリテーション

対話をつなげ、場を動かす力
「話し合いの質」を変えるファシリテーターの技法

ファシリテーションとは、会議やグループワークの場において、参加者の意見を引き出し、対話を整理しながら、合意形成や問題解決へと導いていく技術です。上司やリーダーが進行役としてだけでなく、「場の空気を読みながら対話を活性化させる力」として重要視されています。ファシリテーターは、意見が出ない沈黙の場にも、対立する場にも、偏らない進行と質問で介入し、参加者同士の納得や前進を生み出します。研修では、場づくり・意見の見える化・要点の整理・合意のプロセスなどを体験型で学び、実際の会議やプロジェクトに応用できるよう設計しています。職場の“話し合いの質”を変える、実務的なスキルです。
【日本ファシリテーション協会ファシリテーション基礎研修修了】

 

インバスケット

判断の質が、信頼を決める
時間と情報が限られた中での優先順位と意思決定を鍛える

インバスケットとは、仮想の職場設定において、多くの未処理案件(指示・対応・判断)を限られた時間の中でどう優先順位をつけて処理するかを問う実践的な思考トレーニングです。上司やリーダーが日々直面する「多様な問題への対応力」や「判断の速さ・適切さ」を鍛える教材として多くの企業や自治体で活用されています。特に、人や部下に関する判断、報告・連絡・相談の対応、トラブルへの即応など、実際の業務に近い判断場面を通して、自分の思考の癖や優先基準を見直す機会になります。研修では、ケースを用いた演習と振り返りを通じて、考え方・伝え方・行動の精度を高め、「仕事を任せられる人」へと成長を促します。
【インバスケット研究所認定インストラクター】

 

アンガーマネジメント

怒りを扱える人が、信頼を築ける人になる
感情に振り回されずに、冷静で伝わるコミュニケーションを

アンガーマネジメントは、「怒り」の感情と上手に付き合い、冷静に伝えたり行動したりできるようにする心理トレーニングです。怒りは悪いものではなく、自分の大切にしている価値観が守られていないときに生まれる感情です。しかし、そのまま爆発させたり抑えすぎたりすると、人間関係や信頼を損なう原因になります。アンガーマネジメントでは、怒りのメカニズムを理解し、自分の「怒りグセ」や「反応パターン」に気づきながら、冷静な伝え方を身につけていきます。研修では、カスハラ対応や部下指導、クレーム応対などの現場に応じたケースも交えながら、「怒らない方法」ではなく「怒りに振り回されない方法」を実践的に学びます。
【日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター/コンサルタント/カスタマー対応アドバイザー】

 

iWAM(アイワム)プロファイル

行動のクセを知れば、マネジメントの精度が上がる
職場での「なぜこの人はこう動く?」に明確な理由を

iWAMは、職場における人の動機や行動パターンを可視化する「仕事の思考と行動のクセ診断」です。性格診断とは異なり、「仕事の場面でどのように考え、動くか」を48の認知フィルターで測定し、個人の特性や強み、ストレス反応、合わない関わり方の傾向などをデータで明らかにします。これにより、部下指導やチームビルディング、人事配置、モチベーション向上において「感覚ではなく戦略的に人と関わる」ことが可能になります。研修では、診断結果をもとに、自分と他者の違いを理解し、誤解や衝突を減らす関わり方を習得。感覚や経験に頼らず、再現性の高いマネジメントを実現する一歩をサポートします。
【iWAMマスター】

 

弊社コンサルタントは、5つの理論のトレーナー資格を有し
20年以上にわたって指導の実績を続けてきた経験値があります。
みなさんの職場のビジョンと課題にあわせて、研修企画を作成いたします。

 

研修・セミナー実施まで

  1. ヒアリングさせていただきます

    研修について期待していることや現状の課題、目標値など、ご希望を伺います。
    研修の開催は、アフターコロナを機に大きく変化をしています。
    最新の研修事情をお伝えしながら、
    研修参加者の状況や、研修の時間、職場風土や特性をふまえて、
    最適な研修内容をご提案いたします。
    ご希望の日程やご予算など、あらかじめお知らせください。

  2. ご提案・お見積もり

    ご要望内容と日程、対面・オンライン、ご準備資料にあわせて費用等のお見積もりをいたします。
    ご確認をいただければ正式にお引き受けさせていただきます。
    ご予算にあわない場合はご相談に応じます。ご遠慮なくお申し付けください。

  3. 打ち合わせ

    研修内容の修正、調整、補足、要望など、必要に応じて打ち合わせをいたします。
    オンラインの場合は事前の通信確認もいたします。

  4. 資料をお送りします・レクチャー動画を作成します

    研修開始日3営業日前までに資料データを送付します。
    また、必要にあわせてレクチャー動画、事前質問対応資料を作成します。
    各自が動画視聴で予習をすることで学習効果を高めます。
    事前に確認が必要など、ご希望の期日があれば間に合わせますので、ご指示ください。

  5. 研修を実施します〜アフターフォロー

    研修を実施します。
    研修の後、直後と1〜2週間後のアンケート調査を実施し、未完了などあればフォローをいたします。また、研修内容の忘却防止と定着のため、フォローアップの動画撮影をしてご提供することもできますので、ご用命ください。

 

キャンセルポリシー
キャンセル料金の申し受けについては、次のようにさせていただきます。
(1)実施日の 6 営業日まで…なし
(2)実施日の 5~2 営業日まで…研修料金の 50%
(3)実施日の前日・当日…研修料金の 100%
なお、ご返金の際には振込手数料を差し引かせていただきますのでご了承ください。

費用

講師料、企画料、資料作成費、講師調整料として別途規定がございます。
交通費は実費、宿泊が必要な場合、宿泊費の実費となります。
ご依頼内容により、回数、時間はご相談に応じます。

まずは「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。

実績紹介

研修・講演

厚生労働省/東京都産業労働局/MDRT日本会/広島県青年会議所/岩沼市商工会青年部/広島県男女共同参画財団/島根県立男女共同参画センターあすてらす/NEC健康・福利共済会/株式会社リブドゥコーポレーション/SGエクスプレイン/JA広島中央会/生協ひろしま/社会保障と地域包括ケアを学ぶ地方議員勉強会/ヨガジェネレーション/全国社会福祉協議会/日本認知症ケア学会/全国有料老人ホーム協会/全国身体障害者施設協議会/全国地域包括支援センター協議会/広島県地域保健対策協議会/広島県国民健康保険組合連合会/石川県在宅医療介護連携協議会/広島県薬剤師会/青森県老人福祉協会/長野県高齢者福祉事業協会/広島県老人福祉施設連盟/広島県シルバーサービス振興会/地域包括ケア実践研究会 社会福祉法人三篠会、社会福祉法人慈楽福祉会、社会福祉法人静和福祉会、社会福祉法人蓬莱会、社会福祉法人青山里会、NPO法人シニアライフアドバイザー協会、NPO法人リハケアネットワーク  広島・京都・島根・富山・宮崎・神奈川・山口・鳥取・兵庫・岡山・三重・和歌山・福井・静岡・愛知など、各自治体、社会福祉協議会、介護支援専門員協会、地域包括支援センター など

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